アレクサンダル・ラキッチ
アレクサンダル・ラキッチ(Aleksandar Rakić、1992年2月6日 - )はオーストリアの男性総合格闘家。ウィーン出身。ジム23/アメリカン・トップチーム所属。UFC世界ライトヘビー級ランキング5位[1]。 来歴オーストリアのウィーンでセルビア人の家庭に生まれる。13歳の時にキックボクシングとボクシングを始め、40試合以上をこなした。19歳の時に総合格闘技のトレーニングを始め、2011年にプロ総合格闘技デビュー。 UFC2017年9月2日、UFC初出場となったUFC Fight Night: Volkov vs. Struveでフランシマール・バホーゾと対戦し、3-0の判定勝ち[2]。 2019年6月1日、UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smithでライトヘビー級ランキング11位のジミ・マヌワと対戦し、開始42秒に左ハイキックで失神KO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。 2019年12月21日、UFC Fight Night: Edgar vs. The Korean Zombieでライトヘビー級ランキング8位のヴォルカン・オーズデミアと対戦し、1-2の判定負け。UFC初黒星を喫したが、海外のMMAメディアサイトの採点では8人中7人の記者がラキッチの勝利を支持するなど物議を醸す判定となった[4]。 2020年8月29日、UFC Fight Night: Smith vs. Rakićでライトヘビー級ランキング5位のアンソニー・スミスと対戦。1Rに右ローキックでダウンを奪い、以降はグラウンドで圧倒して3-0の判定勝ち[5]。 2021年3月6日、UFC 259でライトヘビー級ランキング2位のチアゴ・サントスと対戦し、両者ともに手数の少ない試合となったが3-0の判定勝ち[6]。 2022年5月14日、UFC on ESPN: Błachowicz vs. Rakićでライトヘビー級ランキング1位のヤン・ブラホヴィッチと対戦。2Rにグラウンドの攻防で優勢に立ったものの、3R序盤に右膝を負傷しTKO負け。試合後に右膝の前十字靭帯断裂と診断され、手術を受けた[7]。 2024年4月13日、1年11カ月ぶりの復帰戦となったUFC 300でライトヘビー級ランキング2位の元UFC世界ライトヘビー級王者イリー・プロハースカと対戦。ローキックを効かせ、激しい打撃戦を繰り広げたもののパウンドで2RTKO負け[8]。 2024年10月26日、UFC 308でライトヘビー級ランキング1位のマゴメド・アンカラエフと対戦し、0-3の判定負け[9]。 戦績
表彰
脚注
関連項目外部リンク
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