おおつかのりこ
おおつか のりこ(1967年 - )は、日本の翻訳者。本名大塚 典子(おおつか のりこ)。福島県で生まれ育つ。2007年に『シャンプーなんて、だいきらい』(徳間書店)で翻訳家デビュー。子どもの本では翻訳だけでなく、共著も行いつつ、2019年に『元号ってなんだろう 大化から令和まで』(岩崎書店)で初めて単独の著作を発表、2022年『感染症と人類の歴史』(全3巻)で学校図書館出版賞を受賞。地域ではいろいろな場所のおはなし会で、本を読んだり紙芝居を演じたりして楽しみながら、エネルギーをもらっている[1]。また、フルマラソンを楽しむ市民ランナーでもある。横浜市在住。やまねこ翻訳クラブ会員。紙芝居文化の会 運営委員。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事。 経歴福島県出身[2]。1967年生まれ[3]。北海道大学文学部卒業(英米文学専攻)。子育て中の1998年、夫の海外赴任に同行してインドネシアに滞在中、現地のインターナショナルスクールで英語の絵本を借り、訳しながら子どもに読み聞かせを繰り返しているうちに「子どもの本の翻訳者になる」という強い意思を持つ[4]。帰国後、翻訳の専門校「フェローアカデミー」にて翻訳講座を受講。2000年から絵本のリーディングの仕事を始め、2007年に『シャンプーなんて、だいきらい』(徳間書店)で翻訳家デビュー[5]。デビュー後しばらくはファミリードラマやアニメ映画のノベライズ、古典童話、図鑑などを翻訳。その間、企画の持ち込みを続け、2016年にロンドンの書店めぐりをした際に見つけた『モルモット・オルガの物語』と『オルガとポリスとなかまたち』を翌年PHP出版より訳出。その後もロンドンで原書探しを続ける。 子どもの本では翻訳だけでなく、キッズ生活探検団などで共著を行いつつ、2019年に『元号ってなんだろう 大化から令和まで』(岩崎書店)で初めて単独での著作を発表する。2022年『感染症と人類の歴史』(全3巻)で学校図書館出版賞を受賞。 現在は児童書や図鑑などの翻訳、児童書の企画・執筆や[5]ボーイスカウトや小学校でのおはなし会などのボランティアとして地域で子どもやその親たちに絵本の魅力を伝えている[6] [4] [1]。そのおはなし会のなかで紙芝居に出会い、絵本とは違う力があることに感動[7]。紙芝居文化の会の連続講座受講後、その仲間とともに紙芝居のサークルを立ち上げ紙芝居作品や演じ方について研究している[8]。 また、自然を愛するキャンパー[9]であり、家族でキャンプをする機会も多い[10]。2013年から「名古屋ウィメンズマラソン」でフルマラソンを毎年完走する[11][12][注記 1]市民ランナー[4]でもある。 やまねこ翻訳クラブ会員[13]、翻訳専門校「フェローアカデミー」講師[14]、紙芝居文化の会 運営委員[15]、JBBY(日本国際児童図書評議会)理事[16]。神奈川県横浜市在住[6]。 受賞歴等出版賞推薦図書
著書
主要訳書児童書・ヤングアダルト
一般書
その他
外部リンク脚注出典
注記
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