うろこ引きうろこ引き(うろこ取り)は、魚のうろこを取る道具である[1]。尾びれの方から頭に向かって、金属の突起部分で擦り、うろこをかき落とす。 真鍮の鋳物やステンレスの鋳物に木柄をつけたものが一般的だが、安物には単に板金を曲げ加工しただけのものもある。 「ウロコが飛び散りにくいウロコとり」[3]というアイディア商品(便利商品)が、2012年のNHKで取り上げられている[4]。 魚の加工現場などで使う「電動式うろこ取り機」(うろこかき機)もある[5][6]。電動式は築地で用いられるため、2010年のテレビ東京の情報バラエティ番組に取り上げられ[7]、さらに、2012年のワールドビジネスサテライトではホクト技研の電動機[8]は「1万台以上売れている」と報じられた[9]。電動機は1990年代から製造されている製品もある[5]。 また、食品工場向けに「水圧式自動ウロコ取り機」もメーカーにより製造され[10]、週刊水産新聞によれば、1台で10人分以上の仕事をし、秋サケでは1日15~20トン処理できると掲載された[11]。 脚注
関連項目
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